岐阜県のNPO・ボランティア団体の紹介









 
 



NPOについて
目 次
★ NPOって、なんや?
★ じゃぁ、NPOの特徴って、どこにあるの?
★ なんか新しい社会づくりに、NPOは貢献しているということは大概わかったけど、
   具体的には、どのような分野で活動しているのか知りたいんだが。。。

★ 岐阜県には、どのくらいのNPOがあるの?
★ ボランティアとNPOとは、どこが違うの?
★ なんかNPOの長所ばかり聴かされているけど、そうしたNPOの抱えている問題点
   はあるの?

★ そういえば、NPO法という法律が成立したことを新聞で読んだことがあるよ。
★ NPOの認証って、難しいの?
★ 現在、認証されているNPOは、県内にどれくらいあるの?
★ 行政とNPOとの関係は、どのように考えていけばいいの?
★ ところで、NPOって、非営利だから収益事業を行ってはいけないでしょ!
★ 良く理解できたよ。ありがとう。



★ NPOって、なんや?
あのなぁ、最近よく耳にするNPOというのはなぁ、英語の「non-profit-organization」 を略しているのや。なんか得体の知れないものだと思うかもしれんけどな、日本語では、「市民公益活動団体」と定義されているみたいや。つまり、民間非営利活動の一部で、 その中でも特に多くの市民の自発的な参加と支援によって行われている自立的な公益的 活動を行っている団体のことなんだ。わかるかな。
★ じゃぁ、NPOの特徴って、どこにあるの?
良い質問だ。NPOには、NIRAという研究機関の報告書には、つぎの7つの特徴を持っていると言われているんだよ。
@ 本来的に行政や企業に任すことのできない、あるいは行政や企業では行えない活動を新しい時代に即して組織化していること。
A 多数の団体が多様な価値観によって行動することで、行政や企業だけでは実現しにくい多元的な社会を実現できること。
B 行政や企業では取り組みにくい先駆的・冒険的な活動を行ったり、行政や企業の活動を第三者の立場で監察し独自の問題提起を行うことにより新しい社会状況を切り開き、自己変革できやすい社会にしていくこと。
C 金銭や名誉よりも自らの志や社会への貢献を大切にする人たちにとっての、自己実現の機会となること。
D 行政や企業での就業システムとは異なる職務形態や就業形態を出現させ、活動に参加する人々を通じて新しい職業観ひいては人生観を生み出すこと。
E 以上のような働きを通じて、地域社会の再構築、さらには日本社会の緩やかな変革を可能にすること。
F これらの活動を背景にして世界の人々から信頼を得ることで、国際社会での新しい立場の確立を可能にすること。

★ なんか新しい社会づくりに、NPOは貢献しているということは大概わかったけど、具体的には、どのような分野で活動しているのか知りたいんだが。。。

いろんな分野で活動しているNPO団体があるんだよ。たとえばね、福祉、介護、環境、教育、対外交流、スポーツ、ゴミ分別リサイクル・・・・数えたらホントに多様な団体が多様な分野で活躍しているんだ。でもね、NPOといっても、数人規模の小さな組織がほとんどなんだ。
★ 岐阜県には、どのくらいのNPOがあるの?
そうだねぇ、わたしも全部は把握してないんだがね、大体2,000団体以上はあるみたいだよ。
活動分野も多彩で、非常にボランティア精神に立って活動をしているみたいだよ。

★ ボランティアとNPOとは、どこが違うの?

ボランティアというのは個人の自発的な慈善活動を指すのに対して、NPOは組織体としての活動から見た場合に使われることが多いようだ。でも、基本は、いっしょなんだ。つまり、GIVE&TAKE(相互受容)の精神が基調となっているんだ。

★ なんかNPOの長所ばかり聴かされているけど、そうしたNPOの抱えている問題点はあるの?

実はこれが一番問題なんだ。というのは、さっきも言ったとおりNPOは小規模な組織が多くて、財政、人材、情報の面から見ると非常に脆弱な性格を持っているんだ。たとえば、財政面でいうと年間予算が数万円という団体もあるし、専任の職員を置いているところはめずらしいんだ。でね、以前はね、NPOは法人格が認められなくて、そのNPOの代表者の個人名義で活動を行ってきた経緯があるんだ
★ そういえば、NPO法という法律が成立したことを新聞で読んだことがあるよ。
そう、平成10年に、「特定非営利活動促進法」という法律ができて、一定の要件に該当するNPOを認証することによって、法人格、つまりNPOの名義で法律行為ができる能力を与えたのだよ。これで、やっとNPOが社会に認知されることになったんだ。
でも、まだ、税制面など、いろいろ問題点も残されているんだ。
★ NPOの認証って、難しいの?
NPO法の定める資料を添付した申請書を県知事に提出すればいいんだ。詳しいことは、県庁の県民生活局県民生活政策室(TEL 058-272-1111)か県庁の北側にある「ぎふNPOセンター」
(TEL 058-275-9783  E-mail gifu@npo-jp.net)に訊いてみると便利だと思うよ。
★ 現在、認証されているNPOは、県内にどれくらいあるの?
平成14年8月時点では、90団体くらいが認証されているようだ。いろんな分野があるよ。このHPのサイトにも認証されたNPOが掲載されているから、一度じっくりと見てみるといいよ。
★ 行政とNPOとの関係は、どのように考えていけばいいの?

最近、「協働」という言葉が強調されていることは知っているよね。昔はね、NPOというと何か政治活動を行う反体制というか行政の敵対者であるという認識を持つ自治体も多かったみたい。それから、自治会のような関係、つまり行政の下請け機関としての位置づけがなされてきたのも事実なんだ。

でもね、本当は、行政とNPOとはお互いに補完し合う関係、つまりお互いを認め合って自身の得意とする分野を受け持つというのが、「協働」という意味ではないかなぁと思っているよ。
つまり、対等なパートナーシップ関係だよ。

★ ところで、NPOって、非営利だから収益事業を行ってはいけないでしょ!
そこが世間では誤解しているんだ。法律にも明確に規定してあるとおり収益事業を行っても問題はないんだ。で、ここからがポイントなんだが、その利益をNPOの事業に使うことと定められている。だから、利益があるからと言って、みんなで山分けというか構成員に分配してはいけないんだ。
★ 良く理解できたよ。ありがとう。
いやいや。NPOは、先ほども言ったように、これからの社会を変革するうえで、行政や企業などとは違うセクターとしての役割が期待されているんだ。有名な経営学者のP・F・ドラッカーの次の文章を引用して、この会話を閉じることにしよう。

「ここにおいて、社会セクター、すなわち非政府であり、非営利でもあるNPOだけが今日必要とされている市民にとってのコミュニティ、特に先進社会の中核となりつつある高度の教育を受けた知識労働者にとってのコミュニティを創造することができる。
なぜならば、誰もが自由に選べるコミュニティが必要となるなかで、NPOだけが教会から専門分野別の集団、ホームレス支援から健康クラブにいたる多様なコミュニティを提供できるからである。しかもNPOだけが、もう一つの都市社会のニーズ、すなわち市民性の回復を実現しうる唯一の機関だからである。NPOだけが一人ひとりの人間に対し、ボランティアとして自らを律し、かつ世の中を変えていく場を与えるからである。」
「ネクスト・ソサエティ」 第W部第4章 「NPOが都市コミュニティをもたらす」より

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